転倒・腰痛予防の個別訪問支援のご案内
転倒・腰痛予防の個別訪問支援のご案内
近年、労働災害のトレンドは、それまで多かった高所からの墜落災害や機械設備等へのはさまれ巻き込まれ災害に変わって、労働者の作業行動を起因とした転倒災害や腰痛災害が多くなっております。
この状況について、墜落災害やはさまれ災害は機械設備の安全化により労働者が誤った操作等を行ってもケガをしにくくなったことに反して、転倒災害や腰痛災害においては、定年延長や労働力の確保を目的として、高年齢労働者を雇用する割合が高くなることや、設備や環境改善のみでは対策が不十分となることが原因と考えられます。
転倒・腰痛災害を防止及び減少させるためには、労働者の不安全な作業行動や加齢による体力低下が原因となっていることも考えられます。
このようなことから、秋田産業保健総合支援センターでは、一般社団法人秋田県理学療法士会と連携し、理学療法士が直接事業場に出向き、転倒・腰痛予防に関する運動指導や作業姿勢の個別訪問支援を行っています。
秋田労働局の実施する転倒・腰痛防止年間計画に定める社員への教育実施項目にも対応するものとなりますので、ぜひご活用下さい。
提供している主な支援サービス
- バランス・ロコモ度チェック
- 転倒予防・バランス運動
- 腰痛予防のための運動
- 職場でできるストレッチ体操
- 作業姿勢の改善や適切な作業管理、作業環境改善など
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介護・介助に伴う腰痛予防と移乗技術